利用者さんの成長を感じる出来事があると、自分自身も成長できた気持ちになります。
就労移行支援事業所の生活支援員として勤務しています。以前は自動車メーカーに勤めており、人との関わりがあまりない状況でした。具体的に誰かの役に立ちサポートしていく仕事に就きたいと思い、現在に至ります。利用者さんと面談をするときには、「しっかり聞く」姿勢を大切にしています。ご自分の意見を伝えやすい雰囲気づくりや、言葉にはしにくい感情が表情やしぐさに表れていないかなどを意識しながら対応しています。
そうした一つ一つの積み重ねがあることで利用者さんとの信頼関係を築いていけているように感じます。利用者さん一人ひとりのニーズにしっかりと応えながら、その人らしい生活を過ごせるように支援する、と言葉でいうのは簡単ですが、実際にはいろんな試行錯誤をしながら、一緒に悩み考え、壁にあたることもあります。そんな中で利用者さんの成長を感じる出来事があると、嬉しさとともに自分自身も成長できた気持ちになります。