利用者さんに､何でも話してもらえる時が､一番うれしいです。
就労移行支援事業所「アイリス阿賀」の職業指導員として、障がいをお持ちの方(利用者さん)の就職の支援をしています。普段の仕事は、午前中にテキストを使った講義を行い、ビジネスマナーやコミュニケーションの取り方を、一緒に確認していきます。午後からは生産活動やPC学習を行い、手先の器用さを見たり、Office習得の手助けをしています。
福祉施設で働くことや、人前に立って講義をすることがはじめてでしたので、最初は伝え方が分からず不安でしたが、何度も練習し、経験を積むうちに人前に立つことが克服出来ました。講義だけでなく、利用者さんと個別訓練や生産活動を一緒に行う中で、一人ひとりの個性を知り、その人に合った話し方や接し方を、毎日、試行錯誤しながら考えています。利用者さんと打ち解け、何でも話してもらえる関係になった時が一番うれしいですね。
利用者さんが自分に合った仕事を見つけ、自信をもって、アイリス阿賀を「卒業」する姿を見ると、胸がいっぱいになります。
